アウディのセダンA4/S4と、ステーションワゴンA4アバント/S4アバントが、ボディサイズを若干拡張して4年ぶりにフルモデルチェンジされました。
ラインナップは、A4では、「2.0」、「2.0 TFSI quattro」、「3.2 FSI quattro」の3種類です。
「2.0」は、最高出力130馬力の直4エンジンと無段変速マルチトロニックを組み合わせた前輪駆動車で、従来モデルの基本機構が維持されました。
「2.0 TFSI quattro」は、直噴エンジン(FSI)にターボチャージャーを搭載、6速ティプトロニックと組み合わせたクワトロです。
トップモデルの位置づけを与えられた「3.2 FSI quattro」は、3.2リットルのV6エンジンを積み込み、やはり、6速ティプトロニックが採用されました。
一方の「A4」のハイパフォーマンスモデルにあたる「S4」は、専用に新開発した最高出力344馬力の4.2リットルV8エンジンを搭載したクワトロです。
スポーツチューンしたアルミニウム製サスペンションによって、強力な駆動力がロス抑えながら路面に伝えられます。停止状態から時速100キロまでの到達時間は5.8秒足らずです。